最小限のアイテムで大人のエレガンスを着こなす。
http://www.piisu-classic.com/product/237
往年のグルカパンツを基本に、現代的な解釈を取り入れたペグトップ型。
ほぼほぼ必ずと言っていいほどグルカパンツは入れていますが、
今回は千鳥格子のコットンリネン。
やや粗めの生地で着用するごとに独特のシワが入りますが、
大人の余裕で粋な着こなしを楽しんで頂けると幸いです。
生地はトーマスメイソン140番手の双糸を使い、
日本の熟練のシャツ職人によって1着1着、手裁断で裁断し縫製しております。
Thomas Masonトーマスメイソン
トーマスメイソンは1796年に英国ランカシャーにて創業。
1991年にイタリアで100年以上の歴史を持つアルビニ社に買収されますが、
イギリスの伝統と風格は変わらず受け継いでおります。
この手のフランスバスクシャツでSAINT JAMESセントジェームス、Le minorルミノア、
ORCIVALオーチバル、Armor luxアルモーリュクスなど王道的なメーカーがありますが
私的には郡を抜いているのが、Fileuse d’Arvorフィールズダルボー。
ヴィンテージリブという複雑な編み立ての生地は、ソフトでヌメ感のある
フィールズダルボー特有の生地。
そして他ではまず見られない手の込んだ丁寧な作りが、随所にあります。
基本的にシャツと合わせて着ますが中にはスカーフやアスコットタイを入れて
襟は外に出すのが私のスタイル。
Fileuse d’Arvor
1927年フランスにて創業のフィールズダルボー。
フランス海軍のユニフォームを永きに渡り生産するメーカー。
ヴィンテージリブという複雑な編み立ては、メイド・イン・フランスに
拘る昔ながらの製法で適度な伸縮性は、体に程良くフィットし
型崩れを抑えてくれます。
氏の雰囲気、背景をみながら
ヒト、モノのエレガンスを最大限に引き出し
私流のエッセンスを随所にいれたチェスターフィールドコート。
このようなコートは基本的には黒か濃紺が一般的で、古典的なディテールを
踏まえながらも適度に細部のデザインを変えたコート。
生地はmade in japanに拘って織られた濃紺のウールカシミア。
非常に風合いの良いモノではないでしょうか?
ここ最近はようやく冬の寒さといったところでしょうか?
それにしても雪の降らない年は寂しいものです。
防寒着として考えればなかなかタフなピーコート。
元は海軍の軍服、海で働く男の仕事着。
私が扱うのは、目の詰まったメルトン生地で、
スーツやジャケットの上から着用できるサイズ感、丈のはみ出しがないモノ。
厚手のセーターからも着用できるモノ。
今期で2シーズン目の取り扱い。間違いなく来季も扱うことになりそうです。